当社は、住宅ローン【フラット35】を取扱っている日本モーゲージサービス株式会社の代理店です。この【フラット35】が、昨年10月申し込み受け付け分から大きく変わりました。変更になって約5ヶ月が経過いたしましたが、あらためて変更点のおさらいです。
【フラット35】の場合、これまでは団体信用生命保険(以下、団信)が任意加入で、加入する人は毎月のローンの返済額とは別に、年払いで団信の特約保険料を納める必要がありました。しかし、この保険料が毎回の返済額に含まれることになり、完済まで続いていた毎年の保険料としての支払いがなくなりました。
民間の住宅ローンでは団信への加入は必須条件で、保険料はもともと金利に含まれているため、同じ仕組みになったわけです。
また、機構の団信は高度障害と死亡保障が付いた基本タイプか、三大疾病保障を加えたタイプが選べますが、新しい団信は高度障害保障が身体障害保障に変わり、三大疾病付きには介護保障も加わって、保障内容が拡充しました。夫婦連帯債務の場合、二人で加入できる夫婦連生型の「デュエット」も従来通り利用できます。
ただし、団信が含まれる分、借入金利は少し高くなりました。毎月表示する借入金利は団信込みの金利となり、従来の水準より0.28%高くなっています。夫婦連生型団信を選ぶと、借入金利+0.18%、三大疾病付きは借入金利+0.24%となります。
従来の年払いで支払う団信の総額と比べれば、新制度の方がトータルでの負担は軽くなっていると思われます。団信の年払いがなくなったことで、民間金融機関の住宅ローンと比較検討する際にも、借入金利のみで比べやすくなった点も便利です。
一方、健康上の理由などで団信に加入できない場合でも、【フラット35】の利用は可能です。その場合は表示の借入金利から0.2%を引いた金利が適用されます。
※機構団信の保障内容(住宅金融支援機構の資料を参考)
全期間固定金利型【フラット35】は、将来にわたる返済総額が決まり、ライフイベントを考えた計画的な返済が可能です。商品ラインナップも豊富で、返済完了まで安心できます。
【フラット35】は団信も使いやすくなって、魅力的になっています。金利がまだ低い今だからこそ、ずっと固定金利の安心を是非とも手に入れてください。
ご参考→ http://www.flat35.com/topics/topics_201703_danshin.html
日本モーゲージサービス→http://www.m-s-j.jp/